ヘビ

爬虫類の中でも飼うのが特に難しいのがヘビです。その一因となっているのが、給餌が大変難しいという点です。多くのヘビはネズミやカエル、虫などをエサにしており、”生きている”ものしか食べません。しかも、エサのやり方を間違えるとエサを食べなかったり、エサを受け付けなくなってしまうこともあるので、給餌の際はかなり気を使ってあげる必要があります。また、ストレスを溜めやすい繊細な面があることも、ヘビを飼育を難しくしている一端となっています。飼育の準備としては、まず木製の飼育箱を用意し、その中に登り木と水の入った容器を入れます。それから、適温を保つためのパネルヒーターとサーモスタットを取り付けましょう。ヘビは環境に敏感ですから、しっかりとした環境づくりをしてあげることが大切です。

給餌の仕方

ヘビにエサを与えるときには、いくつも注意しなければならないことがあります。まず、特に重要な点として”生きたエサがヘビに危害を加えないように工夫すること”が挙げられます。ヘビは、エサを食べようとした時に抵抗されて傷ついてしまったりすると、拒食症になることがあるからです。また、餌は適当な大きさのものを、一つ一つ与えるようにしましょう。